なんとか天気も持ちそうなので、越沢バットレスへ。アプローチ時間は駐車場から30〜40分程度。吊橋をわたり、舗装道を少し登っていき、キャンプ場入口の箇所から山道へ。谷へ下り、沢沿いを歩いて行くと、結構大きな岩場が現れた。(東屋やトイレもあり、そこそこ快適。岩場使用料200円は設置の貯金箱へ)

  • 右ルート(3P、IV+) N島さんと私。

・1P(III)L:N島、S:私
 右側の階段部分からあがり、通称「天狗岩」の右壁を登る。昨日の雨のせいか、途中濡れた部分もあり、足をふきふきしながら登る。快適なフェース。
・2P(IV) L:N島、S:私
 N島さん、途中のハーケンに導かれてしまいモゾモゾしている。なんとか右へトラバースして抜け切る。回収せにゃならんので、セカンドも同じところでゴニョゴニョ。ルーファイの大切さを改めて実感。
・3P(V-?) L:私、S:N島
 続けてリードしてもらったので、「次は私がやります」と言ったものの、少し登ってみたら、このピッチが核心。それも苦手なスラブじゃんorz デシマルに直したら大したグレードじゃないんだろうが(5.8〜9位?)、高度感たっぷりの中のスラブは痺れました。。。1箇所、良いスタンスに足が上がらず、半泣きしながらチビスタンスに乗り込んで何とか抜けたものの、緊張で超ミシン足&手にはすごい汗。早く上まで抜けたいのに、カラビナが通らないハーケン穴に遭遇、スリングをタイオフする時間がもどかしいったらありゃしない。なんとかフリーで登れたが、午前中からお腹いっぱいだ。
 ここで痛恨のミス。ATCガイドのセットを間違え、ロープを逆に入れてしまった。引き上げる前にテストするので、すぐに気付いたが、相変わらずもたもた。ロープさばきも同様で、とぐろ巻き。
 懸垂2回で終了。(60mだったら1回か。50mだと、少しクライムダウンあり)
結構時間がかかった為、ここでランチブレイク。

  • 第2スラブ(3P、IV?) N藤さんがオールリード、K玉君、私の3人で。

・1P():見た目より、ちょっと悪い。抜け口で木の根っこ部分に手をかけたら、水溜り。まぁセカンドなのでお気楽だけど。
・2P():先行パーティーが閊えていたようで、なかなか登っていいよの指示が出ないので、まったり休憩。壁自体はそれほど難しい箇所無く、快適なフェース。でも高度感あるけど。登り終えて、セルフを取る段階で、本日2回目のミス。良く確認せずに、残置のスリングに環付をつけたら、ぼろスリングの輪の上にカラビナを通しただけの状態=1本でも支点が飛んだら、さようなら〜状態。N籐さんの指摘が無かったら気付かなかった。おいおい。
・3P():核心ピッチ。声が届かないので、笛でコールすることにする。出だしのトラバースから右上に抜ける箇所が露出感たっぷり。よくよく見れば、ガバカチだらけでムーブ的には難しくは無いが、リードを考えたらビビりそう。あとは導かれるまま上まで。
 少し歩いて、右ルートと同じ個所から懸垂2回。終始リードのN藤さん、有難うございますm(_ _)m

ようやっと荷物の場所まで帰ってきたが、5時過ぎ。いそいで下山→もえぎの湯へ。C和さんに青梅まで送ってもらい家路につく。

本日の反省点(いつもながらですが。。。)
1)セカンド引き上げ(セット&ロープ巻き上げ)を的確かつ迅速処理を心掛けるべし
2)セルフを取る支点はよくよく確認すること
3)パッキング