• ミウラー(5.11a):RP 本日2便、TTL6便

会のS本さん、I藤さん、K田ちゃんと。昨日の雨に引き続き、終始雲が垂れ込めてて、今にも雨降り出しそう。ワイルドボアに下って行く道もドロドロしてるわ、壁の一部は滝みたくなってるわで気分乗らず。チューブロックにあがる足場もツルツルで怖っ。

S本さんにお願いしてヌンチャク掛け&TR工作。まだ岩も乾いておらず、ガバには水が溜まっている始末。濡れ濡れで、さすがの12クライマーも怖い怖いを連発するも、なんとかセッティング終了。次に触ったリハビリ中のI藤さんには、雑巾でお掃除までしていただき、お膳立て完璧。コレで「気分乗らない」なんて言えません。

1便目:トップロープで。棚までは前回固めたムーブの確認。技術面の核心はトラバースだけど、自分の核心は、むしろトラバース後に棚まで上がるところ。それ程難しくはないのに、核心後のヨレた前腕だと、左手の甘いホールドが耐えられない。うー、それしかなけりゃ仕方無いとトットと観念して、前回怖すぎて上がれなかった棚上の後半部のムーブ解析。左ポッケをガストン(もしくはピンチも可)してたのを、アンダーに持ち替えたら、あ〜ら不思議、右手ガバカチに軽々届いてクリップできる! 分かればたいしたコトは無いじゃん。クリップできれば、あとはちょっと右から廻って落ち着いて行けば終了。

(ぐーぐーお昼寝)

2便目:固めた通りのムーブで、核心部は思いのほかスムース。随分と息があがってるが、ガバを持って息を整え、B3Pへ。甘めのホールドを持つ左手が開いてきそうになるなか、ぷるぷるクリップ、何とかライン中央の傾斜が緩くなった所へ移り、左手をホールドから離した途端、左手が強烈パンプ。今にも壁から剥がれそう。パニックになりそうになるも、「傾斜は緩い、体は安定しているから大丈夫」と自分に言い聞かせ続ける。ココで心理的に大分楽になり、何とか棚まで行って大レスト。息を整え、両手両足を休ませるも、やはり左前腕は、完全には回復しきらない様子。ただ、もう左手はそれ程使うわけではないので、決めたムーブを淡々にこなす。。。終了点へ。

初11。限界グレード更新。のわりには、終了点にクリップした直後は、なんだかあっけなかったなぁ〜とまで思うほど。ところが、ヌンチャク回収になった途端、なんだか顔がニマニマしてきてしまい、締まりなくなってしまった。爽やかな感動とは随分違うなー。でも何はともあれ、ジムでも登ったコトが無いイレブンが登れたのは嬉しすぎる(^o^) 苦節2年と5ヶ月。初11までの道のりは長かったなぁ〜。今年の目標、大五郎RPも夢じゃないかも。