高月整形外科 新橋クリニック

行って来ました、高月の分院。院長先生に診てもらいました。問診、触診&レントゲン撮影。診断の結果、「オーバーユースによる、関節付近の骨棘(こつきょく)の形成&増殖中」だそう。

オーバーユースで関節軟骨が磨耗すると、体がこのままではヤバイと判断し、力を受ける面積を広くしようと、骨の端に骨棘という出っ張りを形成、増殖させ、最終的にはその部分が硬化して骨を変形させるそうです。(指だと、他の指より弱い薬指によく見られ、バイオリニストも患うとか。ランナーだと、踵にできるそうです。)

レントゲンをよーくよーく見ると、先生が示す先に微かに映ってましたよ、棘棘が。この棘の出来はじめが特に痛いらしく、その棘が増殖し硬化するまでに、およそ2年。硬化してしまえば、痛みはなくなるそう。「最終的に骨の部分が増えるので、骨は変形し、指の場合、稼動域が5°程度狭くなるが、日常生活には問題無し」だって。

というわけで、いわゆる外科的な治療は無し。硬化しおえるまで(ワタシの場合は、あと1.5年)、痛みを騙し騙ししなければならないが、普通にクライミングをしていても大丈夫とのこと。ただ「薬指根元、腱炎症の初期症状が見られるので、ぼちぼち様子見ながらにして下さい」と言われました。

帰りに、痛みを和らげるVitamin Cたっぷりのジェル(保険不適用)を処方され終了。次回は3ヶ月後の再診で、骨棘の増殖状況を確認するとのこと。ともかく、クライミングを止められなくて本当に良かったー。